「会食スタイルの結婚式」とは?
「会食婚」とは、派手な演出や余興よりも、大切な人たちとの食事の時間を中心に据えた結婚式スタイルのことです。挙式(セレモニー)の後、少人数のゲストを招いてコース料理を楽しむ──そのシンプルで温かい形式が、近年多くのカップルに選ばれています。
一般的な「披露宴」との違いを一言で言えば、「演出よりも、食事と会話を大切にするスタイル」です。
会食婚が選ばれる理由
- アットホームな雰囲気でゲスト全員とゆっくり話せる
- 余興・スピーチなどの準備がなく、準備の負担が少ない
- 「食事の時間を楽しんでほしい」というおふたりの気持ちが伝わりやすい
- 費用が一般的な披露宴より抑えやすい
- 少人数婚・家族婚と相性が良いスタイル
会食婚の流れ(当日のタイムライン例)
会食婚は挙式(セレモニー)と会食を組み合わせるのが一般的です。
| 13:00 | 新郎新婦・ゲスト集合 |
|---|---|
| 12:30 | 挙式 (人前式/チャペル式/神前式など) ※約20〜40分 |
| 12:50 | 集合写真・フォトタイム |
| 13:00 | 会食スタート ┣ 新郎新婦入場 ┣ 主賓挨拶・乾杯 ┣ 前菜・スープ ┣ 歓談 (ゲスト全員と話す時間) ┣ 魚料理・肉料理 ┣ ウェディングケーキ入刀 ┣ デザート ┣ 新郎新婦からの挨拶・両親への感謝の言葉 ┗ お見送り |
| 17:00 | 終了 |
会食婚はゆったりとした2〜2.5時間が目安。料理の品数・ゲストとの会話時間・演出の有無によって調整します。
会食婚と一般披露宴の違い
| 会食婚 | 一般的な披露宴 | |
|---|---|---|
| ゲスト人数 | 10〜30名程度 | 50〜100名以上 |
| 演出・余興 | なし〜最小限 | 余興・スピーチなど多数 |
| 料理へのこだわり | 高い(食事が中心) | 中程度(演出も同等以上) |
| 費用 | 比較的抑えやすい | 高くなりやすい |
| 雰囲気 | アットホーム | フォーマル |
| 準備の負担 | 少ない | 多い |
| 当日の慌ただしさ | 少ない | 多い(演出進行に追われる) |
会食婚の費用相場
会食婚はゲスト人数と料理のグレードによって費用が大きく変わります。
ゲスト10名(家族のみ)の会食婚
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 会場費・挙式料 | 10〜20万円 |
| 料理・ドリンク(1人2万円×10名) | 20万円 |
| 衣装(ドレス・タキシード) | 10〜30万円 |
| 写真・映像 | 5〜15万円 |
| 花・装花・ブーケ | 3〜8万円 |
| 引き出物・その他 | 3〜5万円 |
| 合計目安 | 51〜98万円 |
ゲスト20名の会食婚
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 会場費・挙式料 | 15〜25万円 |
| 料理・ドリンク(1人2万円×20名) | 40万円 |
| 衣装 | 10〜30万円 |
| 写真・映像 | 5〜15万円 |
| 花・装花・ブーケ | 5〜12万円 |
| 引き出物・その他 | 5〜10万円 |
| 合計目安 | 80〜132万円 |
ポイント: 会食婚では「料理の質」が最もゲストの記憶に残ります。1人あたりの料理代を下げるよりも、人数を絞って料理にしっかり投資するカップルが増えています。
会食婚の演出アイデア:シンプルでも記憶に残る5選
会食婚は「演出がない」わけではありません。少人数だからこそ心に届く、シンプルで温かい演出を組み合わせましょう。
①スイッチングレター(会食の始まりに)
席札にメッセージを添えるだけでなく、「合図があるまで封を切らないでください」と伝え、着席後に一斉に読んでいただく演出です。 これから始まる会食の前に、新郎新婦からの想いを受け取ってもらうことで、会場の空気が一気に温まり一体感が生まれます。
②親族紹介を兼ねた「一言エピソード紹介」
新郎新婦からゲストを紹介する際、名前だけでなく「子供の頃よく一緒に遊んだ」「この料理が好き」といったパーソナルなエピソードを添えます。 家族だけの少人数だからこそ、共通の思い出話に花が咲き、両家の距離がぐっと縮まります。
③ラストバイト・サンクスバイト
新郎新婦が親御様から最後の食事を食べさせてもらう(ラストバイト)、あるいは感謝を込めて食べさせてあげる(サンクスバイト)演出です。 ケーキカットの流れで行うのが一般的ですが、デザートタイムにさりげなく取り入れるだけで、家族の絆を感じる微笑ましい時間になります。
④思い出の品を飾る「メモリアルコーナー」
会場の一角に、幼少期の写真や家族旅行の思い出の品を展示します。歓談中にゲストが自由に眺められるため、会話が途切れる心配がなく、自然と「あの頃はこうだったね」という会話が生まれます。
⑤結婚証明書への「親の署名」
人前式を行わない場合でも、会食中に結婚証明書を用意し、証人として両家の親御様に署名をいただきます。 家族に見守られながら「家族の一員になる」ことを実感できる儀式となり、写真映えもする感動的なシーンになります。
会食婚の注意点
注意点①:「あっという間に終わった」にならないよう、タイムラインを丁寧に組む
演出が少ない分、食事と歓談だけで2時間が終わってしまうこともあります。料理の提供ペース・会話の時間・演出の入れ方をバランスよく設計しましょう。
注意点②:料理のクオリティがすべてを左右する
会食婚では「料理が美味しかった」がゲストの最大の評価基準になります。式場選びでは必ず試食フェアに参加し、実際の料理を確認してから決断しましょう。
注意点③:友人を呼ばない場合の「お祝い」の場をどうするか
家族のみの会食婚を選んだ場合、友人へのケアも大切です。後日、友人向けの1.5次会や食事会を別途設けることで、「友人だけ呼ばれなかった」という感情を防ぐことができます。
注意点④:両家のスタイルのすり合わせ
「シンプルでいい」と思っていても、相手の家族が「もう少し格式ある式にしてほしい」と希望することがあります。事前に両家の意向をしっかり確認し、プランナーに相談しながら調整しましょう。
会食婚に最適な式場の選び方
会食婚で特に重要な式場選びのポイントは以下の3つです。
①料理の質が高く、食材にこだわっている 会食婚では料理がすべての中心です。素材の鮮度・調理技術・盛り付けの美しさを試食フェアで確認しましょう。
②少人数でも貸切で使える 大きな会場に少人数で入ると、空間が間延びして雰囲気が出ません。会食婚に適したサイズの貸切空間を選ぶことが大切です。
③アクセスがよく、ゲストが迷わない 会食婚には家族・高齢者が参加することが多いため、駅近・わかりやすいアクセスの式場が安心です。
銀座「ラシックアンジュール」の会食ウェディング
ラシックアンジュールは、会食スタイルの結婚式に特化した完全貸切ウェディング専門式場です。
鎌倉野菜フレンチが「会食婚」の主役になる
ラシックアンジュールの料理の核心は、シェフ自らが鎌倉の市場へ足を運び仕入れた、新鮮野菜を使ったオリジナルフレンチコースです。
土地の恵みをそのまま皿に表現した料理は、一般的なウェディングケータリングとはまったく異なる次元の美味しさ。旬の野菜が持つ甘み・香り・食感を最大限に活かした前菜から、丁寧に火入れされたメインディッシュ、季節感あふれるデザートまで、食事そのものがエンターテインメントになります。
「鎌倉野菜のフレンチを食べた」という体験が、ゲストの会食婚の思い出の中心になります。
1組限定・完全貸切で食事の時間に集中できる
他のカップルやゲストに気を遣う必要がなく、おふたりとゲストが料理と会話に集中できる環境です。
試食フェアで本番と同じ料理を体験できる
ラシックアンジュールの試食フェアでは、本番と同じ鎌倉野菜フレンチを無料でご体験いただけます。食べて、話して、会場を見て──「ここで式を挙げたい」と感じていただける場をご用意しています。
まとめ
会食婚は、食事と会話を中心に大切な人たちと過ごす、シンプルで温かい結婚式スタイルです。費用は家族10名で50〜100万円程度、20名で80〜130万円程度が目安。「料理の質」「少人数対応の貸切空間」「アクセスのよさ」を軸に式場を選ぶことで、ゲストに「来てよかった」と思ってもらえる会食婚が実現します。
この記事を書いた人:[並木千鶴](ラシックアンジュール ウェディングプランナー)